実店舗でのキャッシュレス対面決済には、決済端末は必須アイテムです。
今回ご紹介する決済端末とは、対面でインターネット通信環境が整っている状況における、現金を使わないキャッシュレスでの決済を行う際に使われる機器となります。
この図でいうところの、
電子マネー・クレジットカードによる対面端末決済
の部分について、全8種類のキャッシュレス決済端末を比較して、ランキングにしていきます。
キャッシュレス決済端末おすすめランキング!
うちのお店にもキャッシュレス決済を導入したいんだけど、どこの決済サービス会社がおすすめなのかしら?
クレジットカードや電子マネーで支払う時って、カードリーダーのような端末で決済処理してるわよね。
アレうちのお店にも導入できないかしら?
個人事業主の方や小さなお店でも導入できるキャッシュレス決済サービスがありますよ。
決済端末があれば、クレジットカードだけでなく電子マネーの決済もできるので、対面でのキャッシュレス決済にはぜひ導入したいですね。
実店舗でのキャッシュレス対面決済には、決済端末は必須アイテムです。
今回ご紹介する決済端末とは、対面でインターネット通信環境が整っている状況における、現金を使わないキャッシュレスでの決済を行う際に使われる機器となります。
この図でいうところの、
電子マネー・クレジットカードによる対面端末決済
の部分について、全8種類のキャッシュレス決済端末を比較して、ランキングにしていきます。
えっと、今さらなんだけど、そもそもキャッシュレス決済にはどんな種類があるんだったっけ?
どう選んだら良いか、分からないわ。
大丈夫です。そのような方に、キャッシュレス決済の種類と選び方が分かる次の記事をご用意しています。
さらにキャッシュレス決済の導入方法や付帯機能についてもお話しますので、どうぞ最後までゆっくりとご覧いただき、ご自身のお店に合うキャッシュレス決済サービスをご検討ください
キャッシュレス決済端末には大きく分けて、レシートプリンタまで付いたオールインワン決済端末と、カード情報を読み取る機能を備えたカードリーダー決済端末の2種類があります。
決済端末本体にOSが搭載されており、これ1台で完結するキャッシュレス決済端末です。
プリンター内蔵型のオールインワン決済端末は、別途スマートフォンまたはタブレットを用意する必要がありません。
※スマレジ・PAYGATE Stationはスマホまたはタブレットとの連携が必要となります。
Wi-Fiや4Gなどのインターネット回線が利用できる所ならどこでも決済可能です。
※stera terminalは固定の光回線を推奨しているため、固定店舗での利用が必須となります。
小さなお店向けのオールインワン決済端末として私が考えたおすすめランキングを発表します。
1位 |
Square(スクエア) |
Squareイチオシのオールインワン型決済端末です。
レシートプリンターも付いていて、Square ターミナル1台でキャッシュレス決済を導入できます。
またSquare決済は、アカウントひとつで予約システムやECサイトまで作れる万能決済サービスです。
月額利用料や振込手数料が不要でコスパも最強です。
端末代金 | 39,980円 |
月額利用料 | 無料 |
クレジットカード決済手数料 |
3.25% |
3.25% | |
3.25% | |
3.25% | |
× | |
電子マネー決済手数料 |
3.25% |
3.75% | |
3.25% | |
× | |
QRコード決済手数料 |
3.25% |
振込手数料 |
無料 |
2位 |
stera pack(ステラパック) |
決済端末stera terminalを用いた決済サービスです。
月額利用料が3,300円かかりますが、VISAとMasterCardの決済手数料が業界最安水準です。
ただしstera terminalは固定の光回線を推奨しているため、固定店舗での利用が必須となります。
端末代金 | 無料 36ヶ月以上継続で |
月額利用料 | 3,300円 |
クレジットカード決済手数料 |
スタンダードプランの場合 |
3.24% |
|
3.24% | |
3.24% | |
3.24% | |
電子マネー決済手数料 |
3.24% |
3.24% | |
3.24% | |
3.24% | |
QRコード決済手数料 |
3.24% |
振込手数料 |
220円 |
3位 |
スマレジ・PAYGATE |
ショールームで導入前シミュレーションができます。
オンライン相談もあるので、決済に関する様々な相談をすることができます。
端末代金 | 30,800円 (0円キャンペーン中) |
月額利用料 | 3,300円 |
クレジットカード決済手数料 |
以下要問合せ |
3.24%~ |
|
3.24%~ | |
3.24%~ | |
3.24%~ | |
電子マネー決済手数料 |
3.24%~ |
3.24%~ | |
3.24%~ | |
3.24%~ | |
QRコード決済手数料 |
3.24%~ |
振込手数料 |
110円~440円 |
4位 |
alpha note(アルファノート) |
1台で多種多様な決済機能をカバーしているタッチパネル式ポータブル型の決済端末機です。
イニシャルコストやランニングコストが必要ないので、事業者にとって負担の少ない決済サービスとなっています。
端末代金 | 無料 36ヶ月以上継続で |
月額利用料 | 3300円 |
クレジットカード決済手数料 |
以下単価4万円以下 |
要問合せ |
|
6.00% |
|
要問合せ | |
要問合せ | |
電子マネー決済手数料 |
要問合せ |
要問合せ | |
× | |
要問合せ | |
QRコード決済手数料 |
3.62% |
振込手数料 |
要問合せ |
カードリーダー決済端末とは、決済情報を読み取るカードリーダーの機能だけを持たせた端末のことを言います。
カードリーダー型の決済端末は、インターネット回線につながれたスマートフォンまたはタブレットと、Bluetoothで接続してクレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済を行います。
小さなお店向けのカードリーダー決済端末として、私が考えたおすすめランキングを発表します。
1位 |
Airペイ(エアペイ) |
Airペイは多くの決済種類を網羅しているだけでなく、別途申し込みでポイントサービスにも対応しています。
対面決済のみで利用するなら、オススメの決済サービスです。
端末代金 | 20,167円 (無償貸与キャンペーン中) |
月額利用料 | 無料 |
クレジットカード決済手数料 |
3.24% |
3.24% | |
電子マネー決済手数料 |
3.245% |
3.24% | |
× | |
3.24% | |
QRコード決済手数料 |
3.245% |
1.089% | |
オンライン請求書 決済手数料 |
× |
カード情報手入力 |
× |
振込手数料 |
無料(ゆうちょ銀行指定不可) |
2位 |
Square(スクエア) |
Squareリーダーが『定価これからずっと37%オフ』になりました!
Squareはアカウントひとつで、予約システムやECサイトまで作れる万能決済サービスです。
スマホやタブレットと連携すれば、シンプルなSquareカードリーダーでキャッシュレス決済を導入できます。
月額利用料や振込手数料も不要でコスパも最強です。
端末代金 | 4,980円 |
月額利用料 | 無料 |
クレジットカード決済手数料 |
3.25% |
× | |
電子マネー決済手数料 |
3.25% |
3.25% (iDは3.75%) |
|
× | |
× | |
QRコード決済手数料 |
3.25% |
オンライン請求書 決済手数料 |
3.60% |
カード情報手入力 |
3.75% |
振込手数料 |
無料 |
3位 |
STORES(ストアーズ)決済 |
STORES決済端末とスマホかiPadがあれば、キャッシュレス決済を導入できます。
対面だけではなく、オンライン決済も可能なため、多種多様なお店に導入可能です。
STORESのネットショップや予約システムも同じアカウントで使えるようになりました。
端末代金 | 19,800円 |
月額利用料 | 無料 |
クレジットカード決済手数料 |
3.24% |
× | |
電子マネー決済手数料 |
1.98% |
× | |
× | |
× | |
QRコード決済手数料 |
3.24% |
オンライン請求書 決済手数料 |
3.24% |
カード情報手入力 |
× |
振込手数料 |
無料 |
4位 |
楽天ペイ |
端末代金 | 19,800円 (0円キャンペーン中) |
月額利用料 | 無料 |
クレジットカード決済手数料 |
3.24% |
× | |
電子マネー決済手数料 |
3.24% |
3.24% | |
3.24% | |
3.24% | |
QRコード決済手数料 |
3.24% |
オンライン請求書 決済手数料 |
× |
カード情報手入力 |
× |
振込手数料 |
330円 |
キャッシュレス決済って、どうやって導入すれば良いの?
ここでは、キャッシュレス決済の導入に必要な物と、運用に必要な費用、またその導入方法についてお話します。
キャッシュレス決済を導入するには、次の3点が必要となります。
それではここから、ひとつずつご説明します。
クレジットカードや電子マネーでの対面決済には、決済端末が必須となるので、初めに用意しておく必要があります。
これら決済端末は、各決済代行会社から専用の端末が出ていますので、ご自身のビジネスに合う決済代行会社を選び、そこの専用決済端末を購入するという形になります。
「○○の決済端末を使って、△△の決済代行サービスを利用する」ことは出来ないのです。
決済端末とキャッシュレス決済サービスはセットで考えましょう。
決済端末はキャンペーンを利用して0円で入手する方法もありますが、通常販売価格でいうと端末の種類により数千円~数万円で購入します。
様々な条件を照らし合わせて、総合的に決済端末、つまりキャッシュレス決済サービスを選びたいものです。
クレジットカードや電子マネーの決済に必要な専用決済端末は、スマートフォンまたはタブレットとBluetoothで接続して使います。
従って、決済端末を利用するには、インターネット回線につながれたスマートフォンまたはタブレットが必要となります。
決済代行会社によって、または更にその決済手段によっては、スマートフォンまたはタブレットの対応機種や対応OS(iOSまたはAndroidなど)が異なります。
業務用に新たに用意する場合は、数万円かけてスマートフォンまたはタブレットを購入する必要があります。
ただし、(一部を除いた)レシートプリンター内臓型のオールインワン決済端末の場合は、スマートフォンまたはタブレットは必要ありません。
業務用に使えるスマホやタブレットがない場合は、オールインワンタイプの決済端末を用意すれば大丈夫です。
決済端末によるキャッシュレス決済を行うには、インターネット回線の整備が必要となります。
インターネット回線につながれたスマートフォンまたはタブレットに専用アプリをダウンロードして、スマホかタブレットとBluetoothでつながれた決済端末で決済情報をやり取りします。
オールインワン決済端末の場合は、それ自体をインターネット回線と接続してデータのやり取りが行われます。
既に店舗のWi-Fiなどの通信環境が整っている場合は、新たに準備する必要はありません。
また既に契約済みのスマートフォンまたはタブレットで4G回線が利用できる場合も、今までお使いの機器と通信環境でキャッシュレス決済を行えます。
インターネット回線を新たに整備する場合は、月々数千円のインターネット回線費用が必要となります。
キャッシュレス決済サービス会社へ支払う費用としては、売り上げに関わらず支払う必要がある初期導入費・月額利用料と、決済や売り上げに応じてかかってくる決済手数料・振込手数料があります。
初期導入費用としては、決済を行うための端末代が当たります。
前項「キャッシュレス決済の導入に必要な物」でもお伝えしましたが、対面のキャッシュレス決済では、各決済サービス会社専用のキャッシュレス決済端末が必要となります。
なお決済端末は、各社キャンペーンなどにより、無料で入手できる場合もあります。
キャッシュレス決済サービス会社によって、または選ぶプランによっては、キャッシュレス決済を行うための月額利用料がかかってくる場合があります。
この月額利用料は決済代行会社によって、またそのプランによって金額が変わってきます。
月額利用料を無料にしている決済代行会社のプランもあります。
キャッシュレスで決済が行われるときは、決済の都度に決済手数料がかかります。
この決済手数料の割合%は、決済サービス各社によっても違いますし、決済手段によっても異なります。
更には、加入しているプランによっても決済手数料の割合が異なる場合があり、決済サービス会社選びを複雑にしている要因にもなっています。
キャッシュレス決済が行われると、決済手数料を差し引いた売上金額が事業者側の銀行口座へ振り込みで入金されるのですが、この時に振込手数料がかかる場合があります。
この振込手数料も、決済サービス各社によって無料のところもあれば、有料のところもあります。
余談になりますが、売上金の入金サイクルも各社様々で、資金繰りを気にされる事業者様は入金サイクルも気になるところかもしれません。
キャッシュレス決済を導入するためには、決済代行会社との契約が必要です。
例えば各クレジットカード会社と直接個別に契約することも不可能ではありませんが、大変な事務作業とメンテナンスが必要となります。
従って、いくつかのキャッシュレス決済手段をまとめて扱える決済代行会社を利用して、一括で契約をするのがおすすめです。
キャッシュレス決済をまとめて代行してくれるサービスがありますので、それらの決済代行会社の中から、ご自身のお店に合うサービスを選びます。
決済代行会社を選んだら、アカウント登録をして審査を申し込みます。
その際、事業内容や連絡先、振込先となる銀行口座などを登録します。
決済代行会社経由でクレジットカードや電子マネーの会社の審査が通ると、晴れてキャッシュレス決済を始められます。
決済端末によるキャッシュレス決済サービスを導入すると、クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済を受け付けることが出来るようになりますが…。
キャッシュレス決済サービス会社によっては、これらの付帯機能を付けて事業者さんたちの利便性を図ってくれています。
これらの便利な付帯機能について、各社まとめると、次の表のようになります。
POS(Point Of Sale、販売時点情報管理)レジとは、商品を販売した時点におけるさまざまな情報(商品名、価格、販売個数、在庫状況、顧客情報、天気など)を集計して管理するシステムが搭載されたレジのことです。
Square公式ホームページより
ひとつのキャッシュレス決済サービスだけで全ての商品サービスを販売するだけなら、レジは必要ないかもしれません。
しかしほとんどの場合、現金での決済も併用して商品サービスを販売しているでしょう。
そんな時は、POSレジ機能があると大変便利です。
アカウントひとつで決済サービスと同時にPOSレジ機能が利用できる会社もありますが、別途POSレジ用のアカウント作成が必要な会社や、有料オプションとしてPOSレジ機能を扱っている会社もあります。
実店舗での商品・サービス販売の他にも、電話などで注文を受けて商品を発送する場合もあるでしょう。
そんな通信販売のようなパターンの時には、オンラインでも決済を受け付けられると便利です。
キャッシュレス決済サービスによっては、Square決済やSTORES決済のようにアカウントひとつでオンライン販売にも対応できるキャッシュレス決済サービスがあります。
実店舗での商品サービス販売と併用して、ネットショップやECサイトを作って自社商品のネット販売を考えている場合は、ネットショップでの決済も一緒に管理できると便利です。
キャッシュレス決済サービスによっては、SquareオンラインビジネスのようにアカウントひとつでネットショップやECサイトの作成もできるキャッシュレス決済サービスがあります。
またSTORESのように、別アカウントで開設できるネットショップ作成サービスもあります。
飲食店・美容院などのサロンや、音楽・ヨガなどのお教室では、予約を受け付けて安定した集客を目指したいものです。
キャッシュレス決済サービス会社によっては、Square予約のようにアカウントひとつで予約システムも構築できるキャッシュレス決済サービスがあります。
またSTORES予約のように別途、予約システム用のアカウント作成が必要な会社もあります。
サブスクリプション(定額課金制)は、オンライン販売の中の一機能となります。
サブスクによる自動継続課金を利用すると、定期的に商品サービスを販売することや、月謝制のお教室や会員制サービスなどの集金が可能となります。
サブスクリプションに関しても、Square請求書のようにアカウントひとつで自動継続課金を設定できるキャッシュレス決済サービスがあります。
なおSTORESでは定期販売が利用でき、STORES予約では月額課金機能が利用できます。
※STORES決済と同一アカウントで運用できるようになりました。
ここで、キャッシュレス決済端末で支払いを受け付けられる決済種類を、今一度確認しておきましょう。
決済可能な詳細の種類は、各決済サービスにより異なりますが、ここでは現金を使わずに支払いをするキャッシュレス決済の種類を、大きく3つに分けてご説明します。
「キャッシュレス決済」といえば、クレジットカードによる決済を一番に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
日本人にも馴染みがあり、はや50年近くも前から始まっているキャッシュレスの決済手段です。
クレジットカードの決済手数料はお店側が支払うことになっているので、普段お客としてクレジットカードを利用する分にはさほど気にせずに使っているかもしれません。
でもいざ自分のお店にもクレジットカード決済を取り入れてみようとすると、様々なことが気になってきます。
まずクレジットカード決済の導入には、クレジットカード会社との契約が必要となりますが、各クレジットカード会社との個別契約には大変な作業が出てきます。
従ってクレジットカード決済の導入についても、キャッシュレス決済サービス会社を通して、一括での間接契約を検討されるのが良いでしょう。
電子マネーとは、ICチップが搭載されたプラスチック製のICカードで、プリペイド方式のカードとなります。
私たちが普段から、公共交通機関を利用する時に使うSuicaやPASMOなどの交通系ICカードは、今や駅構内のお店だけではなく、コンビニや一般の店舗でも使えるようになっているところもあります。
日用品のお買い物に使うnanacoやWAONなどの流通系ICカードも、一部のキャッシュレス決済サービスでは使えるようになってきています。
⇒STORES決済
⇒stera pack、スマレジ・PAYGATEまたは楽天ペイ
このような選択になって来るのではないか、と考えます。
私の場合は、駅近くにお店があって4G回線を利用するから、交通系ICカードの決済手数料がお安いSTORES決済が良さそうね
QRコード決済とは、QRコードやバーコードというようなコードを読み取って、スマホで行う決済のことを言います。
QRコード決済だけは、QRコード決済事業者と個別に契約をすれば、決済端末がなくてもコード決済が出来ます。
しかし、クレジットカードなど他の決済手段とあわせて一元管理が出来るように、各決済代行会社ではQRコード決済を取り入れています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
キャッシュレス決済サービスの導入を検討されているお店の方は、ぜひ参考にしてご自身に合う決済代行サービスをご検討ください。
あなたの望みを叶えるキャッシュレス決済サービスが見つかりますように。
それでは、あなたのお店も Let’s キャッシュレス!